2012年2月29日水曜日

動物愛護研修会 その2

動物愛護研修会に続き、狂犬病予防研修会が行われました。
現在、日本では狂犬病の発生の報告はありませんが、海外ではいまだに毎年約5万人もの死亡者がでている危険な病気です。
狂犬病は、発症してしまうとほぼ100%死亡してしまいます。
実は日本でも、平成18年に、フィリピンで犬にかまれた2名の男性が、日本に帰国してから発症し亡くなっています。詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧下さい。
もし、狂犬病が侵入した場合、狂犬病の蔓延を防ぐためには80%以上の接種率が必要といわれています。
現在日本において、狂犬病予防注射の接種率は約70%と言われています。高いように思われますが、これは登録がされている犬に対する接種率です。統計によると、登録されている犬は、実際に飼われている犬の6割程度であるそうです。つまり実際には、70%×60%=42%しか接種されていません。これでは、もしもの場合にあっという間に広がってしまう可能性が高いです。
もともとは、人を守るための、狂犬病予防法です。
みなさんも、正しい知識と情報をもとに、狂犬病予防注射を受けさせてください。

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